YOUR COLORS ーキミの色を知りたいー ③

2023年2月8日から12日にかけて、エクセラン高等学校美術科第22期生卒業制作展
「YOUR COLORS ーキミの色を知りたいー」が開催されました。
22期生11名のそれぞれが卒業制作に込めた想い、そして今後の目標をインタビューしました。


コミュニケーションアート専攻 河津 莉子さん

▼河津さんのインタビュー、作品はこちら

Profile/

山辺中学校出身。中学時代は吹奏楽部に所属し、パーカッションを担当していた。
エクセラン高校の美術科を目指したきっかけは中学時代にある。なかなか学校に行けずにいたが、美術の課題が担任の先生に評価された。また、父が松本民芸家具の職人で、小さい頃から工芸・美術が身近な存在だった。


彫刻・工芸専攻 鈴木 千陽さん

作品のコンセプトは?

私の卒業制作のテーマは、これまで制作してきた作品から連想し「泡沫」としました。泡沫には「泡、儚い」などの意味があります。

作品に込めた想いは?

メインとなる「泡沫な形」という立体作品は、私が現在自宅で飼っている犬をモデルにしており、犬の寿命の短さや生命の儚さを、表面に施した泡やお花で表現しました。

今後の目標は?

卒業後は調理を学びます。高校3年間で学んだ色彩や構図などを活かした料理が作れたらと考えています。

Profile/

菅野中学校出身。中学校の先生に勧められてエクセラン高校美術科へ。卒業後は調理の道へ進む。趣味で絵を続けたい、と話す。


デザイン・メディア専攻 永野 菜乃果さん

作品のコンセプト、込めた想いは?

真実や正義と呼ばれるモノの正体は、ある事実に対する個人の主観です。真実はひとつ、ではない。真実はひとりひとつ、なのです。

今後の目標は?

インスタレーションという空間芸術を活用したまちづくりを学びたいです。
所属していた放送部での活動で銭湯について調べたことあるのですが、大学卒業後は地元に戻り、インスタレーションを使って松本市の銭湯文化を盛り上げる活動ができればと考えています。

Profile/

丸ノ内中学校出身。美大への進学を目指していたためエクセラン高校美術科へ。2年次の専攻を選ぶ際には、一番自分の肌に合っていたことからデザイン・メディア専攻を選択。メディア、放送、映像を学べる大学へ進み、技術と知識を身につけていきたいと話す。


エクセラン高等学校 美術科

生徒数:(3年生/11名、2年生/10名、1年生/16名)
学校HP:http://www.excellent.ed.jp

Guest/木原 正徳先生(前列右から2番目)
東北芸術工科大学副学長・洋画家

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