大切な思い出と感謝の気持ちを込めた作品で受賞
松本国際高等学校普通科IBコース
3年生 横内 柚樹さん
横内さんは昨年、栃木県さくら市が主催する「第3回桜の手紙コンテスト」に応募し、
ジュニア部門の花作(佳作)に選ばれました。
▼横内さんの作品
ーーーこの作品に込めた思いは?
高校1年生のとき不登校になってしまった私を祖母がドライブに連れ出してくれました。
それがちょうど桜が咲いていた頃で、車で桜を見ながら私の話を聞いてくれたんです。
そんな祖母との大切な思い出と、祖母への感謝の気持ちを込めて書きました。
横内さんはこのコンテスト以外にも出品をしており、いくつかの賞を受賞しています。
▼これまでに横内さんが受賞した賞
ーーーコンテストに応募しようと思ったきっかけは?
昨年の夏休み、言語と文学(国語)という科目で
一人一つコンテストに応募するという課題が出たことがきっかけです。
もともと詩や文章を書くことが好きだったこともあり、
自分が書いたものに「自信が持てるように」と思い、出品を続けています。
ーーー作品をつくる上で大変なことは?
一つのコンテストにつき、一作品だけではなく何作品もつくります。
言葉選びや、自分なりの表現は何だろう?と行き詰まってしまうことが大変です。
ーーー楽しいことは?
自分が「好きだ」と思える作品ができたときです。
また、自分の感情を一つの言葉、短い文章の中で表現できたとき、
「これだ!」と思えて、とても楽しいです。
ーーーはじめて受賞したときの感想は?
すごく嬉しくて、涙が出ました。
自分がつくった作品が「誰かに共感してもらえた」、「認められた」と思い
やりがいを感じました。
ーーー今後の目標は?
今まで賞をいただいた作品は詩や短い文の物が多かったので、
作文のコンテストで賞を取りたいです。
また、イギリスの文学に興味があるので、小説の世界にもう少し足を踏み入れてみたいです。
横内 柚樹(よこうち ゆずき)
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松本国際高等学校 普通科IBコース
国際バカロレア(IB)は世界共通の大学入学資格です。
このカリキュラムを日本語+英語で学ぶことができるのは
長野県内では松本国際高校だけです。
「言語と文学」の授業では、幅広い文学やメディアの分析を行い、
生徒が疑問に感じたことを生徒主体で討論をしていきます。
HP:https://m-kokusai.ac.jp