「言魂ニ愛ヲ宿セ」

松本蟻ヶ崎高等学校 書道部

第14回書道パフォーマンス甲子園
優勝 松本蟻ヶ崎高等学校 書道部

7月25日、愛媛県四国中央市で開催された第14回書道パフォーマンス甲子園。
6大会連続7回目の出場となった松本蟻ヶ崎高等学校書道部が2大会連続の優勝を果たしました。

優勝までの歩みと優勝の感想を当時の部長とパフォーマンス部長に伺いました。

元部長 田中 萌
ーーーテーマ「言葉に想いを込めること」に決めた理由は?
みんなで話し合って決めました。コロナ禍においてSNSでの誹謗中傷が目立ってきているなと感じました。「言葉に想いを込める」というのは当たり前のことですが、地域の方との関わりの中でたくさんパフォーマンスをさせていただいている私たちが一番伝えたくて、私たちにしかできないことだと思いこのテーマにしました。

ーーー優勝した時の気持ちは?
優勝と聞いた時は頭が真っ白になってしまって涙しか出てこなかったです(笑)。プレッシャーもあったのですが、いろんな方からの「がんばれ」が自信につながって堂々とパフォーマンスできたのかなと思うので、優勝して改めて応援や支えの存在に気づかされました。

ーーー後輩へ一言!
書道パーフォーマンス甲子園に出場するかしないかというのは学年ごとに決めるようにしているので、来年出場するかはわからないですが、もし挑戦するなら3連覇にフォーカスするよりも自分たちが納得のいく終わりができるのが一番だと思うので後悔のないようにやり切って欲しいです。

元パフォーマンス部長 古畑 薫乃
ーーー今回の構成を考える上でいちばん意識したことは?
これまでのパフォーマンスは系統が毎年同じで、綺麗なのですが予想ができてしまうというのが私の中で課題でした。綺麗ないままでの伝統を残しつつ新しいことに挑戦して、先輩の演出と似ていないかずっと楽しんでみていただけるかを意識しました。

ーーー工夫したポイントは?
最初のインパクトが大事だと思ったのでテーマである「言葉に想いを込めること」にちなんで、現代は誹謗中傷が多発しているのでそのニュースの音源からスタートしたところです。

ーーー優勝した時の気持ちは?
2年前の先輩が優勝してからずっと憧れていた全国大会の舞台で、そこに立つことを目標に2年間頑張ってきたし、1年間パフォーマンス部長として年間のパフォーマンスを考えさせてもらっていたので、その努力が報われて本当に嬉しかったです。

▼当日のパフォーマンスはこちら

学校HP:https://www.nagano-c.ed.jp/arigasak/

※画像提供:書道パフォーマンス甲子園実行委員会

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