この仲間と少しでも長くかるたをやりたい!

松本県ケ丘高校 かるた部

松本県ケ丘高校 かるた部
部長 小野双葉さん

ーーーなぜかるた部に入ろうと思ったの?
小学校の時にかるたを授業内でやっていて面白いなと思ったのが、かるたに興味を持ったきっかけで、姉がかるた部に所属していて身近に感じたのと他の文化部に比べると勝ち負けがつくのがはっきりすることから入ろうと思いました。また競技かるたは1試合が1時間くらいあって思った以上に体力を消費するので、活動が週3日というところも自分に合っていました。

ーーー普段はどのような練習をしているの?
基本的には試合形式で行っています。諳記は入部したときに諳記してしましまいます。1文字読まれたらこの札が取れるという決まり字があって、それを最初に全部覚えます。

ーーーどんな大会があるの?
一番有名なのは近江神宮などで行われる全国高等学校かるた選手権大会です。県内では夏に行われる長野県高等学校かるた大会と秋に行われる長野県高校新人かるた大会です。信州大学のかるたサークル主催の大会もあります。

ーーー競技中に意識していることは?
人によって変わると思いますが、私は札の配置と決まり字の変化を意識しています。例えば「ひ」で始まる札に「ひさかたの」と「ひとはいさ」、「ひともをし」と3枚あって、最初の2枚が出れば「ひともをし」は「ひ」で取れる、ということです。

ーーーかるたの面白いところは?
相手によって定位置が違ったり(※1)、場にある札も毎回違ったり(※2)、読まれる順番も毎回違うので、全く同じ展開がないことと昨日まではこの払いができなかったけど試合中に急にできるようになったりするのが面白いと思います。

ーーー今後の目標は?
コロナで練習ができていなく、このメンバーでできるのも春の大会までなので、少しでも長く一緒にかるたをしたいから、できるだけ高い順位にいけるといいなと思います。

※1 自陣であらかじめ決めた札の配置のこと
※2 百人一首の100枚のうち50枚が置かれる

松本県ケ丘高校 かるた部

学校HP:https://kenryo.ed.jp/

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